2月8日、投開票の衆院選。長野2区の候補者の主張や選挙戦をお伝えします。中道の前職に対し、自民と維新、そして参政の新人も加わり、それぞれ強みを生かした四者四様の選挙戦を繰り広げています。
■長野2区 4人が立候補
長野2区に立候補したのは届け出順に、日本維新の会・新人の手塚大輔さん(43)。中道改革連合・前職の下条みつさん(70)。参政党・新人の竹下博善さん(43)。自民党・新人の藤田ひかるさん(35)の4人です。
■維新・手塚大輔候補の訴え
日本維新の会・新人の手塚大輔さん(43)。
維新・新 手塚大輔候補:
「この場所ですか?もう1000回近いんじゃないですか」
交差点での辻立ちは、国政への挑戦を始めた10年前から朝夕の日課。
ダウンの上下を着込み、寒さ対策も万全です。
選挙期間中も遊説カーとは別行動で辻立ちを重ねています。
維新・新 手塚大輔候補:
「(有権者と)できる限り同じ目線でコミュニケーションを取りたいなっていうのが、以前からずっと続けてきたことですので」
手元にマイクがなくても―。
維新・新 手塚大輔候補:
「議員定数削減、企業団体献金の廃止、そして松本地域の渋滞解消は私がやってまいります」
地道な活動の一方、自民と維新の連立で立場は「与党」に変わりました。
維新・新 手塚大輔候補:
「維新の会が連立に入ったからこそ、この変わらなかった、旧態依然とした日本を前に進めることができるのではないでしょうか」
食品消費税ゼロや社会保険料の引き下げ、教育の完全無償化などを着実に推進すると訴えます。
維新・新 手塚大輔候補:
「これまで自公政権では進めてこれなかったさまざまな政策をしっかりと実行していくアクセル役、推進役として、われわれが存在してるんだぞということを、有権者の皆さまにわかっていただけたらと思います」
■中道・下条みつ候補の訴え
中道・前 下条みつ候補:
「皆さん、力を貸していただきご一緒に、今の政治にメスを入れていこうではありませんか」
中道改革連合の前職・下条みつさん(70)。
寒さで外出を控える人も多いと、遊説カーで各地を細かく回り、訴えを届けています。
中道・前 下条みつ候補:
「皆さんが払っている税金を、東京の大企業の優遇ではなくて、年金や農業を守り、手取りを上げ、食料品の消費税減税のために取り返そうではありませんか」
寒さをしのぐコートは20年以上前に家族が選んでくれたもので、ほころびも―。
中道・前 下条みつ候補:
「頑張ってるんですよ、こいつも。ただ綿が飛びます(笑)」
街頭演説では、新党を結成した公明党の関係者も駆け付け応援。
この秋からの食料品の消費税ゼロや政治資金の透明化などをアピールしています。
「政治の右傾化」を危惧していて、高市政権に歯止めをかけると力を込めます。
中道・前 下条みつ候補:
「ほかの国の戦争に私が手を出すんだって、最高司令官の総理が言ったことですよ、皆さん。抑える機能がなくなった時にこの国はどっちに行くんですか」
「与党と野党が切磋琢磨できる、一党独裁じゃない政治が国民にとっていいんじゃないかなと思ってますから、中道改革がその中の中心になっていかなきゃいけないと思います」
■参政・竹下博善候補の訴え
参政・新 竹下博善候補:
「一人一人が日本、日本人ファースト参政党」
参政党・新人の竹下博善さん(43)。
2025年7月の参院選県区に続いての挑戦です。
重要視するのは経済政策。所得に占める税金や年金などの割合を示す国民負担率を35%に下げることや、手厚い子育て支援などを訴えます。
参政・新 竹下博善候補:
「0から15歳のお子さんに毎月10万円給付して、かかる費用は1人のお子さんに1800万円。しかしその子はいずれ社会に出て大人になって納税者になってくれるわけです。未来への投資です、これは」
30分余りの演説を終えると―。
参政・新 竹下博善候補:
「こんな感じで電気毛布とひざ掛け」
移動の車内で体を温めます。
厳しい寒さの中でも、街頭演説を繰り返す理由は―。
参政・新 竹下博善候補:
「(神谷)代表に演説力があると褒められたことがございまして、思いが届くように、そんな思いで街頭演説をさせていただいております」
参院選での党の躍進を受け期待も感じていると話します。
参政・新 竹下博善候補:
「積み上げてきたものが今、やっぱり皆さんに伝わってるんだなっていう、思いが届いてるっていう実感を感じて、より一層頑張らねばならんという思いです」
■自民・藤田ひかる候補の訴え
自民・新 藤田ひかる候補:
「どんな質問でも大歓迎なので」
自民党・新人の藤田ひかるさん(35)。
各地を回り住民と対話する「ひかると語る会」を重ねています。
子育て世代の課題を問われると―。
自民・新 藤田ひかる候補:
「(目指すのは)子どもを大事にしながら、その人がその人らしい選択をできることを応援する社会だと思うので、身をもって実践していきたい」
また、中山間地の支援や市街地の渋滞対策、元外交官の実績を生かし安全保障政策にも力を尽くすと訴えます。
公示直前には妊娠を公表。当事者目線で女性活躍や少子化対策に取り組む覚悟です。
自民・新 藤田ひかる候補:
「車、乗ります」
藤田候補の夫:
「休ませます」
体調に配慮し、遊説カーではなく後続の車内で休む時間もつくっています。
夫・智弘さんも休みを取って活動をサポートしています。
自民・新 藤田ひかる候補:
「子どもをちゃんと健康にしっかり産んで、同時にきちんと選挙も戦って結果を出して、その先もちゃんと議員として働く。無理はせず、メリハリつけて頑張っています」
2月2日は、高市総理が応援に駆けつけました。
高市早苗総理:
「日本人であることを誇りに思える。そんな未来を送ろうとしている。懸命な彼女に力を与えてやってください」
党の手厚い応援も受けながらの選挙戦です。