地元に凱旋した金メダリストを祝福です。11月、日本で行われたデフリンピック、バドミントン団体で金メダルに輝いた片山結愛選手をたたえる懸垂幕が香川県綾川町役場に掲げられました。

綾川町役場に姿を見せた片山結愛選手。大勢の職員に拍手で迎えられ、前田武俊町長から花束が贈られました。

11月に行われたデフリンピックでバドミントン団体に出場した片山選手。決勝戦では出番がなかったものの勝ち上がりに貢献し、見事、金メダルを獲得しました。片山選手の地元の綾川町では前田町長も参加してパブリックビューイングが行われ、現地で最後の戦いに臨む片山選手に熱い声援を送りました。

前田町長は「9月の壮行会で約束した金メダルを約束通り取って帰ってきてくれた。町民に勇気を与えてくれた金メダルだ」と話し、片山選手をねぎらいました。

そして、庁舎の壁に懸垂幕が掲げられました。懸垂幕は長さ8.5メートル幅90センチで「祝・金メダル」、「綾川に感動をありがとう」と書かれ、片山選手の金メダル獲得を祝福しています。

片山選手は「うれしい気持ちでいっぱい。良い報告ができてうれしい」とお礼を述べました。

(片山結愛選手)
「自分が生まれ育った町の人に応援してもらえて、現地まで駆け付けてくれたり、パブリックビューイングで応援してもらったりと、とても自分の力になった。個人戦でも金メダル団体でもう1回金メダルを取れるように頑張りたい」

次の目標は4年後、2029年のギリシャ・アテネ大会での金メダル。片山選手の新たな挑戦を後押しする懸垂幕は当面の間、綾川町役場に掲げられます。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。