冬の味覚として親しまれているユズ。岡山県内トップの産地、久米南町で収穫が最盛期を迎えました。
たわわに実ったユズを摘み取る作業が連日、続いています。久米南町は県内トップのユズ産地で現在60軒の農家が生産部会をつくり地元JAに出荷しています。
このうち高台の丘陵地でユズを育てる山本修一さんの畑でも収穫がピークを迎えました。2025年は実がやや小さいものが多く、収穫が進む日はコンテナ18杯、約360キロを摘み取るということです。
(生産者 山本修一さん)
「今年は特別(多く取れた)。この時期は雨が少ないので比較的作業はしやすい」
摘み取られたユズは町内の選果場へ持ち込まれ、大きさや形などで等級に仕分けられた後、岡山市や津山市などの市場へ出荷されます。収穫は12月上旬まで行われ、生産者全体で2024年並みの64トンを見込んでいます。