障害者の就労を支援する倉敷市の事業所が給付金、約450万円を不正に受給していたなどとして倉敷市は12月末付でこの事業所の指定を取り消すと発表しました。

指定取り消し処分を受けたのは、倉敷市老松町の就労継続支援B型事業所、「コーチ共同作業所」です。

倉敷市によりますとこの事業所は、2023年12月から2025年5月にかけて、事業所の利用事実がない5人分の申請を行い、給付金、約450万円を不正に受け取ったということです。

2025年3月、事業所に対する苦情の手紙が届いたことから、市が事実確認したところ、不正が発覚したものです。市は、12月末付で指定取り消しの処分を行うとともに、不正受給分に加算金を合わせた約630万円の返還を求めることにしています。

岡山放送
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