香川県の小豆島沖の海底で半年間にわたって熟成させたワインが11月27日、引き揚げられました。
香川県土庄町沖の海岸から約1キロ、水深約10メートルでじっくりと熟成させたワイン。土庄町にあるワイナリー、「224ワイナリー」が2025年5月に沈めたもので、27日、関係者がロープを使って引き揚げました。
海底は水温の変化が少なく、潮の流れによって絶えず振動を与えることができるため、ワインの発酵が進み、まろやかで深みのある味わいに仕上がるということです。
(224ワイナリー 志賀隆太さん)
「多種多様なデザインの素晴らしいワインに仕上がっている。224ワイナリーに来て、色々なワインを作っていることを知ってもらい飲んでほしい」
ワインは今後、瓶を洗浄するなどして、12月には、土庄町のふるさと納税の返礼品に登録される予定で、224ワイナリーでも販売されるということです。