11月定例岡山市議会が28日に開会しました。新アリーナ整備事業を本格的にスタートさせるため関連経費を盛り込んだ約11億6300万円の補正予算案などが提案されました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「わくわく感を生み出すものとなる。岡山の交通の利便性を生かした今後のまちづくりには不可欠であり、アリーナ整備事業に着手する判断に至った」

11月定例市議会には一般会計で約11億6300万円に上る補正予算案など、55の議案が提案されました。

新アリーナ関連では、建設予定地の地質調査や測量、周辺道路の整備費用などに1億2680万円を計上しています。

このほか、市が新たに導入を目指す「宿泊税」について検討委員会を立ち上げる費用に約40万円、物価高騰を受け、新しい庁舎整備の追加費用、約6億5000万円などが盛り込まれています。2026年5月に完成予定の新庁舎の総事業費は、約328億円となります。

11月定例市議会の会期は12月17日までで、予算案が可決されれば、本格的に新アリーナ整備事業が動き出します。

岡山放送
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