クリスマスまで1カ月を切り、各地で「冬のイルミネーション」が続々と始まっています。
東京・六本木のけやき坂イルミネーション。中でも人気の撮影スポットとなっているのが、「横断歩道の途中」。

なぜ、この場所が人気なのか?横断歩道で止まらずに撮影したという男性に、撮影した画像を見せてもらうと…
写っていたのは、両サイドにライトアップされた並木道。そして真ん中には東京タワーが。

坂の上の歩道からも東京タワーとイルミネーションを1枚に収めることは可能ですが…横断歩道上だと、より近くで撮影できることから、人気の撮影スポットになっています。
平日の11月26日も、“映える写真”を求めて撮影を楽しむ多くの人でにぎわっていました。
「交通ルールを守って楽しんで」
しかし、この場所を巡っては近年、信号が赤になっても横断歩道にとどまる人や、車道に出て撮影する人が続出し問題となっています。

そのため今年は、横断歩道を渡る歩行者が車道に出ないよう、警備員が規制線を張って誘導。

警備員の数も、2024年は2人でしたが、2025年は3倍の6人に増員されていました。

警備員:
赤になります。戻ってきてください!
イルミネーションの運営会社によると、年々混雑する時期が早まってきているため、今年はイルミネーションのスタート時から警備体制を強化しているといいます。

それでも、車道にはみ出して撮影する人や…
タクシーとぶつかりそうになる人の姿も…。

さらに、こちらの外国人男性は、車道の真ん中に立って何度も撮影を試みていました。
歩道に戻ってきたところで話を聞いてみると…。

取材スタッフ:
フジテレビなんですが…。
フィリピンからの観光客:
ここは横断してはいけない場所ですか?
取材スタッフ:
YES YES
フィリピンからの観光客:
Sorry.
今や冬の風物詩となったイルミネーション。
けやき坂イルミネーションでは「交通ルールを守って楽しんでください」と呼びかけています。
(「サン!シャイン」11月28日放送より)
