2025年も残すところ1カ月余り。新年の準備が進んでいます。秋田市の神社では27日、大絵馬作りが公開され、画家が2026年の干支「午(うま)」を力強く描きました。
秋田市川尻総社町の総社神社では、毎年干支を描いた大絵馬を制作しています。
描くのは市内に住む水墨画家の飯塚洋三さん(92)で、今回は17回目の制作に臨みました。
秋田杉で作られた絵馬は、畳6枚分の大きさです。飯塚さんは、2026年の干支「午」を一筆一筆丁寧に描き、約3時間で完成させました。
吉方桃花アナウンサー:
「完成した絵馬には、前に勢いよく駆けていく馬の様子が描かれている。とても躍動感があって、細かいところまで表現されている」
飯塚洋三さん:
「一言で言えば、来年の干支にちなんで飛躍の年になってもらいたい。飛躍するためにはそれぞれ目標を立てて、自分の希望や目標に向かって前向きに進んでもらいたい」
大絵馬は12月7日に参道に掲げられます。
飯塚さんは「これは私の生きがいの一つになっているとも言えるので、元気なうちは続けたいと思っている」と話していました。