秋田県湯沢市でいぶりがっこ作りが最盛期を迎えていて、小屋の周囲には香ばしい香りが漂っています。
湯沢市の老舗漬物店「雄勝野きむらや」では今、いぶりがっこ作りが最盛期を迎えています。
小屋の天井につるしたダイコンを、サクラやナラの木で3~4日かけてじっくりといぶします。
雄勝野きむらや・木村吉伸社長:
「夏場の高温障害や雨の影響で、産地によってはものすごく影響を受けたところもある。品質的には例年通りの良いダイコン」
今は1日に約5000~6000本のがっこが作られていて、いぶしたダイコンは米ぬか・塩・ザラメで2カ月以上漬け込み、熟成させます。
雄勝野きむらや・木村吉伸社長:
「ことしも良いダイコンと良い材料に恵まれて、良いいぶりがっこができる。ぜひ皆さんで香りと食感を楽しんでほしい」
雄勝野きむらやのいぶりがっこ作りは12月いっぱい続き、12月上旬から本店や県内の道の駅などで販売されます。