いよいよ来週広島市西区に「シン・マリホ水族館」がオープンします!
27日は、その全貌が報道公開されました。
広島市西区のアルパーク東棟に完成した「シン・マリホ水族館」。
【辰已麗アナ】
「開業までまもなくというシン・マリホ水族館。きょうは一足先にお邪魔していきます。
今回のテーマは『一滴の水から始まる物語』ということで、始まりの一滴をあらわすオブジェもあるということで、シン・マリホ水族館の物語も始まります」
「水族館、最初に魚がいるのかなと思ったら料理をされた魚でした。斬新ですね」
「瀬戸内の魚ゾーンです。クロダイがいてスズキいて、マダイもいます。そしてこちらは先ほどパネルにもありましたアナゴです。瀬戸内はおいしい魚がいっぱいですね」
展示面積は以前の「マリホ水族館」の2倍ほどに広がり、およそ200種類、1500匹の生き物が展示されています。
【辰已麗アナ】
「やっぱり、広島といえば水の都ということで、きれいな川魚も展示されています。こちらがメインの水槽、広島の川の渓流を再現しています。しっかりと速い流れも見えまして、以前のマリホ水族館を彷彿とさせるような展示ですけれども、飼育されているのはゴギです」
アルパークに水族館が誕生するのは実に27年ぶり。
新たな物語の始まりに多くの期待が集まります。
【辰已麗アナ】
「毒をもつクラゲもきれいですね。たくさん種類がありますし、ふわふわ漂っているのがきれいです。こちらは違う感じの小ぶりで、かわいい感じですね。一生懸命泳いでる…!」
「ここからは壁紙の色、青から一気に茶色になりまして、陸の生き物です。ハリネズミだ、かわいい。ハリネズミとは別の動物ですと書いてある。勉強になりますね」
去年12月に閉館したマリホ水族館から再出発する新しい水族館。
新たな魅力として“陸の生き物のコーナー”が加わりました。
【シン・マリホ水族館 宇井賢二郎館長】
「生き物のことを多くの方に知ってもらいたい。一滴の水は、水中の世界だけではない、いろんな環境を生み出していますので、そこもちゃんと皆さんにお伝えしたい」
シン・マリホ水族館は、いよいよ来週オープンです。
《スタジオ》
私は、まだ工事中の時から取材をしているんですが、実際に生き物が入るとガラッと雰囲気が変わった印象を持ちました。
入口を入ってすぐの場所には「瀬戸内海の魚」が展示されていて、タイやアナゴなど私たちの身近にいる魚に親しみを持ってもらおうという思いが込められています。
最初に目に入る魚料理の掲示も印象的で訪れた人の興味をひきつけます。
同じ広島市内では一足早く、先月31日に「広島もとまち水族館」がオープンしていますが、宇井館長は「お互い近いので、協力できるところはして連携していきたい」と話していました。
にぎわいの場所がまた1つ増えるので、この先も楽しみですね。