愛媛県の四国中央警察署の警察官などを名乗る男から、宇和島市内の女性が電話で詐欺事件の関与と資金調査をでっち上げられ、現金150万円をだまし取られました。警察は被害届を27日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは宇和島市に住むパート従業員の女性(40代)です。
警察によりますと女性は今年11月24日、四国駐警察署の警察官を名乗る男から電話を受け、詐欺に女性のカードが使われていたとウソを言われました。
このあと「本庁」の警察官を名乗る男から「逮捕状」と記された書類を送信され、資金調査をでっち上げられて、ATMから指定された口座に現金150万円を振り込みだまし取られました。
女性はこの犯行で、相手からSNSのビデオ通話に誘導され、警察官の制服を着たような姿や警察手帳のような物を見せられて相手を信用。しかし振り込んだあとにすぐに連絡が途絶えたことから、不審に思い警察に相談しました。
警察は特殊詐欺事件として捜査しています。