広島県は27日県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。
感染者の85%を10代以下が占めていて県は、感染予防対策の徹底を呼び掛けています。
県によりますと今月23日までの1週間でインフルエンザに新たに感染した人は1医療機関あたり30.09人と前の週のおよそ1.6倍に増加しました。
県は警報の基準となる30人を超えたことから27日付けで県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。
過去10年間では2番目に早く昨シーズンに比べてもおよそ1か月早い警報の発令で、10代以下の感染者が全体の85%を占めています。
これからクリスマスや年末年始にかけて流行がさらに拡大するおそれがあるため、県は、外出後の手洗いや部屋の換気など、感染予防対策を呼び掛けています。