ことし8月に102歳で亡くなった、茶道・裏千家の前の家元、千玄室さんの「お別れの会」が開かれました。
「お別れの会」には、千さんにゆかりのある人たちが訪れ、静かな雰囲気のなか、祭壇に花を手向けました。
裏千家14代家元の長男として生まれ、1964年に家元を継承した千玄室さん。今年8月、呼吸不全のため102歳で亡くなりました。
茶の湯文化の発展に尽くし、茶道界で初めて文化勲章を受章したほか、国内外で平和を訴える活動にも力を注ぎました。
会場には、千さんの歩みを振り返る写真パネルが展示され、その足跡が紹介されています。
【西脇隆俊 京都府知事】
「日本を代表する文化人で国際平和など発信力があった」
午後からは一般の方も「お別れの会」に参列できるということです。
(午後3時まで)