富山湾のシロエビ漁は今月末、シーズン終了を迎えます。6回の休漁を経て徐々に水揚げは回復しているものの、平年の半分程度にとどまる見込みです。


27日今朝9時半ごろ、新湊漁港には2隻のシロエビ漁船が戻り、あわせておよそ200キロが水揚げされました。
富山湾のシロエビ漁は今年不漁が続き、前例のない6回の休漁を重ねました。

漁獲量は夏場から回復して、10月には平年より8%多い56トンを水揚げしましたが、県水産研究所によりますと、今年4月から10月までの漁獲量は累計241トンで、平年の450トンに対して半分程度にとどまっています。

*正喜丸の船主野口和宏さん
「全体的に見て悪かった。去年に比べれば多少よかったが、また全然(少ない)です。いきなり増えないだろうと思っているが、徐々に増えてくれればいいと思う」

シロエビ漁は今週土曜日29日の操業が今シーズンの最終日となります。
(富山テレビ放送)
