本格的な冬はもうすぐそこ。街なかでは冬支度が進んでいます。
富山市の「内山邸」では雪から樹木を守る「雪つり」が行われています。
富山市宮尾にある国の登録有形文化財でかつての豪農の館「内山邸」では、雪のシーズンに備え、庭園の樹木に雪つりをする作業が進められています。
雪つりは、北陸特有の湿った雪の重みで樹木の枝が折れないように、縄や柱で枝を吊り上げる作業です。
内山邸では約1000本の木々が四季を彩っていますが、そのうち、松や椿など120本ほどに雪つりを施していきます。
作業は来週まで続けられるということです。
一方、動物たちも冬支度です。
富山市ファミリーパークの人気者カピバラ。
南米のアマゾン川沿い暖かい場所で暮らすカピバラは、冬の間プールに張ったお湯に浸かってひと休みです。
こちらも寒さに弱いプレーリードッグ。
電球の下が暖かいのか、体を寄せ合って寒さをしのいでいました。
これは、まさに『プレーリードッグだんご』ですね。
冬の間はオオコウモリの部屋を間借りして、暖かい室内で過ごすということです。
そしてニワトリ舎では26日から冬支度が始まりました。
10品種97羽が飼育されていて、冷たい風が入らないよう、職員が全体を大きなビニールシートで覆い針金で固定していきました。
ファミリーパークは来月1日から冬期営業に入り、営業時間が短縮となります。