福岡市に住む71歳の女性が、SNS型投資詐欺で現金と暗号資産あわせて1600万円あまりをだまし取られる事件がありました。

中央警察署によりますと、今年6月初旬ごろ、福岡市中央区に住む無職の女性(71)がネットニュースを見ていたところ投資に関する広告が表示され、クリックしたところ個人情報の入力画面が表示されました。

女性が連絡先などを入力すると、外国人名義のアカウントを使う相手とやりとりが始まり、「少額から始めることができる投資」といった内容で勧誘されました。

女性は相手から指示されてテレビ電話アプリと投資アプリをインストールして投資を始め、指示された銀行口座に3回にわたり84万955円をネットバンキングで送金しました。

さらに相手から「もっと多くの金額を投資すれば、さらに大きな利益を得られる」と言われ、今年9月15日と16日に合計1557万4400円相当額の暗号資産を購入し、相手が指定するアドレスに送金し、あわせて1641万5355円(相当)をだまし取られたということです。

警察は
◎「絶対儲かる」「元本保証」という話は詐欺なので注意しましょう
◎SNSは知らない人からの「友達申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう
と呼びかけています。

テレビ西日本
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