2025年最後の3連休中日の23日、関東や東北南部を除き全国的に秋晴れの行楽日和になりました。
各地でこの時期ならではのイベントが開かれています。
勤労感謝の日の23日、兵庫県の城崎温泉で行われたのは今が旬のズワイガニに感謝する絶叫大会。
カニのかぶり物をつけ、「ありがとう」という言葉に続いて今の思いなどを叫び、声の大きさなどを競います。
2025年も全国から50人の大声自慢が参加し、心に秘めた熱い思いをぶつけました。
優勝したのは「城崎!やっぱり最高だ」と叫んだ男性。
広島から参加し、2023年、2024年に続く3連覇です。
最高ランクの松葉ガニが贈られました。
一方、長野県では米の高止まりが続く中、米俵を持って走るユニークなマラソン大会「米俵マラソン」が開かれました。
米俵の重さは3kg。
背中や肩に担いで5km、または10kmのコースを走ります。
仮装した人の姿も多く見られました。
参加した人には地元産の米で作ったおにぎりと豚汁が振る舞われ、さらに、担いだ米俵と同じ3kgの新米がプレゼントされました。
そして、東京の上野公園ではこの3連休、忍者のイベント「伊賀上野NINJA フェスタ2025」が開かれ、家族連れなど多くの人が訪れました。
イベントを開いたのは伊賀流忍者で知られる三重・伊賀市。
記念撮影の他、手裏剣や吹き矢など忍者の武器を体験することもできます。
会場では伊賀牛を使ったハンバーグや、伊賀のブランド卵を使った卵焼きなども販売。
「ふわふわしておいしいです」「やわらかくて食べやすいです、温まります」といった声が聞かれました。
23日の東京都心の最高気温は15度台で22日より下がり、肌寒く感じる1日となりました。