岡山市の吉備津神社の本殿と拝殿が再建され今年で600年の節目となるのを記念したライトアップが11月21日夜、始まりました。
光の演出で歴史ある神社建築に新たな命が吹き込まれました。
ライトアップされた本殿と拝殿は全国唯一の様式を伝える国宝建築として知られています。火事で焼失しましたが室町時代に再建され今年で600年の節目を迎えます。
照明の演出を行ったのは東京タワーやエッフェル塔などのライトアップを手掛けた世界的な照明デザイナー石井幹子さんです。
11月21日は一夜限りの特別な演出プログラムが行われ、荘厳な神社建築は幻想的な光に包まれていました。
(訪れた人は)
「600年の歴史をうまく色で再現している」
「光の芸術が好き。地域の好きなものをもっとカッコ良くするのは良いこと」
このライトアップは毎日、日没後に行われ、今後は季節ごとに演出を変えながら続けられるということです。