戦国武将からもらった名前のように、ファイターとして戦うと誓いました。
サッカーJ3のザスパ群馬に加入する国見高校の原田高虎選手が21日会見を開き、将来への意気込みを語りました。
ザスパ群馬への加入内定会見に臨んだのは、国見高校3年の原田高虎選(18)です。
国見高校3年 原田 高虎 選手
「最終的には日本代表となって、ワールドカップに出場して世界で戦える選手になりたい」
ミッドフィルダーの原田選手は(177センチ、67kg)、冬の選手権を6回制覇した歴史あるチームで成長したいと、生まれ育った大分から国見に入学。
目標の全国大会出場はなりませんでしたが、101人と大所帯のチームをキャプテンとして率いました。
国見高校3年 原田 高虎 選手
「(親元を離れ)家族に迷惑かけた。しっかり自分が3年目でやっとプロ内定を勝ち取ったのは、少しは恩返しできたかなと思う」
10月28~31日、群馬の練習に参加し、契約につながった原田選手。
ドリブルでの推進力やパスで変化を付けられる攻撃センスが魅力で、得点力を磨けば活躍できるポテンシャルを持っています。
ザスパ群馬 強化担当 上釜 広行 さん
「将来ザスパの攻撃の中心選手になってほしいところがありまして」
原田 高虎 選手
「1年目は10得点10アシスト目指して、2年目はベストイレブン入れるくらいの実力をつけたい」
気になるのは「高虎」という古風な名前の由来です。
原田 高虎 選手
「戦国武将の藤堂高虎から取ったとお母さんに言われて」
父の健太郎さんが、知恵を武器に戦国の世を渡り歩いた「藤堂高虎」から「切れ者になってほしい」と名づけました。
原田 高虎 選手
「精神的にもファイターという部分で戦いたいと思う」
負けず嫌いな一面もあるという原田選手は、注目される環境に照れながらも、力強く前を見据えていました。