長崎県平戸市は、50代の男性職員について、部下に対して威圧的な振る舞いを繰り返したとして、21日付で訓告の懲戒処分を出しました。
処分されたのは財政課の54歳の参事監で、市民課長だった2025年4月から5月にかけて業務の遅れを理由に部下に対して机を叩いたり、公開で叱責したり、侮蔑的な発言をするなどの行為を繰り返しました。
複数の職員が精神的不調や業務遂行ができない状態になっていて、市は業務上必要かつ相当な範囲を超えたパワーハラスメントとして処分に至ったということです。
平戸市の松尾有嗣市長は「信頼を損ねる事態になり心から深くお詫び申し上げる。このようなことが二度と起こらないよう指導を徹底し、再発防止と市政の信頼回復に取り組む」などとコメントしています。