最新技術の話題、舞台は回転寿司店。
回転ずしにもDX、デジタル化の波が及んでいます。
すしが流れる回転レーンをディスプレイで再現した最新の注文システムが、大手チェーン「スシロー」の鳥取市内の店舗に山陰両県で導入されました。

おなじみの回転レーンではなく、ディスプレイの上に寿司が流れていきます。
その名も「デジロー」。
大手回転ずしチェーン「スシロー」が開発した最新の注文システムです。
11月21日から、鳥取市の鳥取東店に山陰両県の店舗でははじめて導入されました。

杉谷紡生記者:
「それではタッチパネルで注文してみたいと思います」

客席の前に設置された横長の?大型のディスプレイに、おなじみの回転レーンを再現。
お好みの品が流れてきたら、指でタッチして注文します。
数分後…。

杉谷紡生記者:
「あ、流れてきました」

配送用のレーンを使ってすべての客席に延ばされ、注文した客の席まですしが届けられます。

コロナ禍で衛生意識が高まったことなどを受けて、2023年9月から全国の店舗に順次導入。
食べたいすしをレーンからピックアップする回転ずしの体験をデジタルで提供したことが評価され、2024年度のグッドデザイン賞を受けました。

来店客:
「いいと思います。見やすいですよね。注文しやすいです」
「ここは抜群です。とてもいいです。こうして(寿司が)出てくるのも楽でいいです」

スシロー鳥取東店・鶴田佳典店長:
「操作性がすごく良くなってお客様に楽しんでいただける部分が増えているのと、本当にいろんな方に来ていただくことによって、このあたりの地域活性化につながると思っております」

スシローでは、その他の山陰の3店舗にもシステムを順次導入、「一歩進んだ回転寿司」の体験を届けていきたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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