愛媛県の松山市は、医療機関が休診になる年末年始にオンライン診療のシステムを初めて導入すると21日に発表しました。
このオンライン診療は、松山市の業務委託を受けた民間業者の「ファストドクター」が提供するサービス。診療科目は内科と小児科です。
利用の対象者は松山市に在住する人。発熱やせき、喉の痛みなどがある場合、スマートフォンやパソコンで市のホームページから受け付けすると、その後は自宅にいながらビデオ通話で診察が受けられ、調剤薬局で薬を受け取ります。
利用料は診察の内容にもよるものの、オンライン利用料を含め対面と同じく2000円程度がかかります。
このオンラインサービスは、内科が1月1日から年明け1月31日まで。小児科は年末の12月29日から年明け1月5日にかけて行われます。
年末年始の診療は例年、市の急患医療センターなどの2カ所で受け付けているものの、昨シーズンの患者は前の年と比べて1.7倍に増加するなど、担当医師の対応が困難になっていました。
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