15日に開幕したデフリンピック。
「女子100mバタフライ」では、前回大会金メダルの期待のスイマー・齋藤京香選手(24)が登場。
身長153cmと小柄ながら、海外の選手に負けない力強い泳ぎが特徴の齋藤選手。
自身の泳ぎを動物に例えると、「ゴールまでサメみたいに食らいついていく泳ぎで、サメ…イルカですかね」と話しました。
そんな彼女の支えとなるのが親族の存在です。
弟の丞(たすく)選手(23)は陸上で、いとこの心温(しおん)選手(24)もサッカーでデフリンピックに出場します。
迎えた本番、1レーンの齋藤選手はメダル圏内の3位で折り返すと、持ち味のダイナミックな泳ぎでゴールまで食らいつきます。
惜しくもメダルには届かなかったものの、自己ベストを更新する好タイムで4位でフィニッシュしました。
齋藤京香選手:
皆さんのエールが私のパワーになって、悔いなく、最後まで、力強く泳ぎ切ることができたと思います。
そして、サッカーの準々決勝では、いとこの心温選手が先発出場。
体を張ったディフェンスで、相手の攻撃の芽を摘んでいきます。
すると、同点で迎えた後半35分、日本が勝ち越しに成功しイギリスに勝利。
初の準決勝進出を果たしました。
21日、陸上の「男子5000m」には、弟の丞選手が出場します。