15日に開幕したデフリンピック。
過去4大会で19個のメダルを獲得している水泳の茨隆太郎選手(31)が、今大会1個目のメダルを獲得しました。

20日の「男子400m自由形」に通算19個のメダルを手にしている茨隆太郎選手が出場。

この日が2歳の誕生日だった長男・かなと君と妻の美里さんが応援に駆け付けました。

水泳競技のスタートは、聞こえない選手たちにランプでも知らせます。

パパになって迎える初のデフリンピック。
作戦は“スタートから積極的に攻めていく”で、その作戦通り先頭に立ちます。

しかし、最後の50メートルで抜かれ、2番手に落ちてしまいます。
それでも、自己ベストをマークし銀メダル獲得。

これが通算20個目のメダルで、インタビューでは子供への思いを明かしました。

茨隆太郎選手:
きょう息子が2歳の誕生日なんです。デフリンピック今日から6日間、初日ということで思い入れが強く、金メダル取って息子にかけてあげたい気持ちでした。結果的に銀メダルでしたが、最終的にメダルを取ることができたので、今度、息子にメダルをかけてあげたいです。