第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツの支配下に置かれた収容所で生活していた子供たちが憧れの未来などを描いた絵を紹介するパネル展が、敦賀ムゼウムで開かれています。
会場には、当時、チェコスロバキアの「テレジン収容所」で生活していた子供たちが、憧れの未来の姿や家族との楽しかった思い出、そして、目の前の厳しい生活を描いた絵など約30点のパネルが展示されています。
こちらはきれいな花とチョウを描いたもの。「チョウチョだったらこの高い塀を越えて飛んでいけるのに…」という子供たちの憧れや希望が感じられます。
このほか、ポーランドにあった最大規模の強制収容所「アウシュヴィッツ」の実態を描いたぺン画のパネルも展示されています。
来年3月1日まで開かれています。