生産量日本一を誇る広島県産の「わけぎ」を、飛行機で広島から北海道へ出荷する新たな取り組みが始まりました。

この取り組みは、広島が日本一の生産量を誇る「わけぎ」を航空輸送のスピードを生かし、これまで流通していなかった遠方の地域に届け、県産「わけぎ」の知名度拡大などを目的に初めて行われるものです。

21日は、広島空港から「わけぎ」180キロが空輸用のコンテナに積み込まれ、北海道の新千歳空港へと飛行機で輸送されました。
県産「わけぎ」はこれまで関西地方を中心に出荷していて販路が限られていましたが、今回新たな市場に進出し、売上の拡大を図ることが期待されます。

また、空輸では収穫から最短で出荷することが可能だということで、品質の維持にもつながります。

【県農林水産局販売・連携推進課 諌山俊之課長】
「今回わけぎが北海道に行くわけですが、(今後は)同じコンテナの中に多彩で魅力的な農林水産物を詰め込んで北海道の方へ届けたい」

テレビ新広島
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