12月3日からの障害者週間を前に、障害者が関わった農産物や工芸品などを販売し、農業と障害者福祉のつながりを感じられるマルシェが長崎市で開かれています。
JR長崎駅前かもめ広場で行われている農福連携マルシェには、32の障害者福祉施設から約5800点が揃いました。
こちらのブースは朝採れの卵などを販売。
障害者が鶏の世話や卵のパック詰めなどを担当しています。
つくもの里 谷山亜美さん
「みんなにおいしく食べてほしい」
じゃがいもやたまねぎが500円で詰め放題のコーナーもありました。
コツは、初めに小さいものを選び土台をつくることで、20個近く袋に入れることができます。
高齢化が進む農業の新たな担い手として障害者の活躍が期待される中、意外にもこちらのマルシェでは農産物のブースが減少傾向にあるそうです。
松尾充久 支援課長
「獣害で野菜の収穫量が減っている。長崎市内だと畑を確保するのが事業所として難しい」
商品を手に取ることが応援につながる農福連携マルシェ。
かもめ広場で21日まで開かれています。