170棟以上の建物が焼け、甚大な被害が出ている大分市佐賀関の大規模な火災。
発生から3日目も未だ鎮火に至らない中、どのように火が広がっていったのか。
また、現場の町並みなどについて詳しくみていく。
被害は住宅地の一部をすっぽりと覆うほど広大な範囲に
佐賀関の地図でみると、火事は佐賀関漁港に面した住宅密集地のこのあたりで発生したとみられている。
その後、火は建物から建物へと延焼を続け山林の方へ向かって燃え広がっていった。
延焼は住宅地の一部をすっぽりと覆うほどの広大な範囲に。
火が広がる中、現場付近の住民は延焼している方向とは逆の方向にある佐賀関市民センターに避難をした。

さらに、強風に煽られた炎は火元から約1.4キロメートル離れた離島にも燃え移った。

現場は古い住宅も多く建物が密集
一方、火事が起きる前の現場周辺の町並みである。木造住宅などの建物が密集していることが分かる。
道幅も狭く車1台がやっと通れるかといった状況。
古い住宅も多く、こうした町並みが被害拡大に影響したとみられている。
発生から3日目となった20日も鎮火に至っていない今回の火災。
少しでも早い鎮火が待たれる。

