秋田市の園児が絵本に触れる一日を過ごしました。読み聞かせを楽しんだり、お気に入りの本を選んだりして、ますます絵本が好きになったようです。

20日に秋田市のめぐみ保育園を訪れたのは、図書館の職員。

2歳から年長の園児39人に絵本や紙芝居を読み聞かせると、声を出したり手拍子をしたりして、お話の世界に引き込まれていました。

一方、園の外には移動図書館が。

年長の園児が、約2500冊ある本の中からお気に入りの1冊を選びました。

園児は、「『ノラネコぐんだんケーキをたべる』を借りた。盗むところが気になった。でも楽しみにしたいから取っておく」「前に運動会があったから、『うんどうかいバス』を借りた。パパと保育園が終わった時に読みたい」と本を読むのを楽しみにしていました。

秋田市立中央図書館明徳館司書・南都奈緒子さん:
「働く車が好きな子どももいて、車やバスが出てくる絵本を選んでいた。実物のバスを見て楽しんでくれてうれしかった。フォンテ文庫に遊びに来るきっかけになればうれしい」

絵本に触れた子どもたちは、ますます本が好きになったようです。

秋田テレビ
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