秋田県大館市の小学生が17日、地元の伝統工芸「曲げわっぱ」の食器作りを体験しました。
曲げわっぱの食器作りを体験したのは、大館市の上川沿小学校の6年生24人です。
曲げわっぱの職人から作り方や道具の扱いを教えてもらったら、底板の取り付け作業に挑戦です。
底板に接着剤をつけて本体にはめ込み、ずれないように木づちでたたいて固定します。はみ出した接着剤は丁寧にふき取ります。
児童たちは細かい作業に苦戦しながらも、約1時間かけて自分だけのオリジナル曲げわっぱを完成させました。
児童:
「木づちでたたくとき、板が折れないように頑張った」
児童:
「難しいところもあったけど、きれいに作ることができて良かった」
児童:
「学校のご飯を入れたり、家でも茶碗ではなくおいしく曲げわっぱで食べたい」
完成した曲げわっぱは、給食の食器として活用します。