大分市佐賀関で18日発生した大規模な火災は発生から3日目を迎えましたが依然として鎮火には至っていません。
大分市佐賀関の住宅密集地で発生した火事では住宅など建物170棟以上が燃え1人が亡くなっていて、焼けた範囲は少なくともおよそ4.9ヘクタールに及んでいます。
発生から3日目の20日は早朝から自衛隊の大型ヘリ2機などによる消火活動が続いていますが、いまだ鎮火には至っていません。
午前7時の時点で佐賀関市民センターには70世帯108人がいまなお避難していて、不安な日々を過ごしています。
◆避難者
「洋服なんか全然何もない。これ着たまんまだから。ハンカチ一枚ない。運動に出てそのままの姿できたから」
「髪を洗いたいとか、体を洗いたい」
また午前11時ごろから佐藤知事が火災現場の視察に訪れています。
知事は「きょう中の鎮圧状態を目指して引き続き全力で対応したい」と話しています。