安倍元首相銃撃事件の裁判員裁判で、証人として出廷した山上徹也被告の妹が「旧統一教会に家庭を破壊された」と話しました。

山上被告は3年前、奈良で演説中だった安倍晋三元首相を殺害した罪などに問われ、裁判では母親が傾倒する旧統一教会への活動が、事件の動機にどう影響したかが焦点になっています。

山上被告の妹が前日に続き、証言台に立ち、「私たちは統一教会に家庭を破壊された。母が財産を献金したので、子どもの自分が口出しできなかった」と話しました。

一方で、山上被告について聞かれると、「とても自慢の兄だと思っていました。私が遅くまで家に帰らないことがあったら、一晩中探してくれたことがあった」と述べました。

20日は山上被告の被告人質問が行われます。

関西テレビ
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