愛媛県内で今年育てられた主食用のコメの収穫予想は小さな粒を除いた基準で6万5000トンで、前の年より2600トン増える見込みを中国四国農政局が18日に発表しました。作付面積は変わっておらず、要因は天候に恵まれたためとしています。

中国四国農政局によりますと、愛媛県内で今年に育てられた主食用のコメの収穫予想は10月25日時点、1.8ミリの目幅のふるいにかけた粒の基準で6万5000トン。前の年より2600トン増える見込みです。

10アール当たりの予想は、中予が530キロで前の年より10キロ増加、東予が506キロで20キロ増加、南予が500キロで29キロ増加となっています。作付け面積は1万2700ヘクタールで前年並みです。

収穫量が増えるのは、高温や日が照る時間が多い天気が6月下旬から7月下旬にかけて続いて「もみ」の数が増えたほか、10月上旬と中旬も天候に恵まれ、粒が大きくなったためと分析しています。

愛媛県の10アール当たりの出来具合を示す作況単収指数は104になっています。

1.8ミリの目幅のふるいにかけた基準の収穫量は、生産者の要望を受け今年から公表しています。

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テレビ愛媛
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