今年はまばゆい大谷翔平選手の像も。金融資産として年々価格が上昇し続けている「金」。愛媛県松山市のデパートで19日、この黄金の輝きを放つ美術品などを一堂に集めた恒例の「大黄金展」が始まりました。
まず会場で出迎えてくれるのは、高さ2メートルで約5500枚の金箔を使った「ゴジラ」。約1億1000万円の輝きです。
いよてつ高島屋で始まったのは、今年で13回目の「大黄金展」。会場には湯呑や茶碗などの食器に、来年の干支「午」の置物など約1000点の「金」の商品が並べられています。今年の注目は…
内木敦也キャスター:
「見てください。大谷さんですよ。大きい、そしてキンキラキンに輝いています」
圧倒的な存在感を放つのは、アメリカのメジャーリーグで4度目のMVPに輝いた大谷翔平選手の等身大の黄金像。その価格は何と5500万円(税込)。全国ではすでに3体も売れているといいます。
このほかにも10分の1、20分の1スケールの大谷翔平選手のフィギュアや、メダルなども販売していて人気を集めているということです。
男性:
「高いから買えないですけど。やっぱりすごいなと思いました」
「金」の価格は年々上昇。1カ月単位の1グラムの平均価格は、2020年1月は5524円。今年10月には1万9828円となり、この5年間で約3.5倍になっているんです。
主催者の「SGC」などによりますと、価格の急騰は、ウクライナや中東の紛争など不安定な世界情勢や、アメリカのトランプ政権の経済政策による「ドル離れ」、国内の物価高騰など様々な要因が重なり合っていると分析しています。
また最近の売れ筋として、「金」を子や孫の世代に受け継いでいけるよう、仏具や小判などを購入する人も多いということです。
「大黄金展」は11月24日まで開かれています。
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