「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。

今から26年前の1999年11月18日から広島市で行われた「えびす講」と呼ばれる広島三大祭りのひとつ「胡子大祭」で暴走族と警察の機動隊が衝突し、3日間で45人が逮捕されました。

広島市の「えびす講」の初日、中央通りの歩行者天国に、暴走族およそ230人が集まりました。
少年たちは道路に座り込み、旗を立てて市民の通行を妨害したため、警察が一斉検挙に乗り出しました。

少年たちは機動隊員の盾を蹴ったり、ビールの缶や瓶を投げつけるなどして抵抗したことから、県警は、道路交通法違反の疑いで38人を逮捕しました。

そして、3日目の最終日、この日もおよそ200人の暴走族の少年たちが街に繰り出し警察の機動隊と衝突。歩行者天国からはみだした暴走族で、路面電車がストップするなど、交通が一時麻痺状態になりました。

結局、祭りの3日間で45人が逮捕され、この「えびす講」での騒ぎはその後の暴走族対策を加速させる大きなきっかけとなりました。

※逮捕者…初日38人、2日目…4人、3日目の最終日…3人=合計45人

テレビ新広島
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