宮城県が管理する橋10カ所で、銘板40枚がなくなっていることが18日、県の調査で分かった。県は盗難被害の可能性が高いとみており、管理する土木事務所が警察に被害届を提出した。

発端は11月10日、大崎市三本木の桑折江大橋で銘板の紛失が見つかったことだった。これを受け、県は管理する全1774カ所の橋梁を緊急調査。その結果、計10カ所で銘板40枚が確認できず、盗難の疑いがあると判断した。

県内広い範囲にわたって被害が疑われる状況となっている。
・仙台土木事務所管内…4カ所16枚
・北部土木事務所管内…3カ所12枚
・登米地域事務所管内…3カ所12枚

県が把握した10カ所は以下の通り。
・登米大橋(国道342号)
・宮下橋(国道342号)
・中間橋(瀬峰豊里線)
・新渋井川橋(国道347号)
・三本木橋(涌谷三本木線)
・旭橋(小野田三本木線)
・新堀橋(石巻鹿島台色麻線)
・身洗橋(竹谷大和線)
・前川橋(小牛田松島線)
・上野橋(大和松島線)

仙台放送
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