非常に強い寒気の影響で北海道や東北を中心に積雪が急増していて、今シーズン初の大雪警報が発表されました。
18日は北日本の上空に今シーズン1番の強い寒気が流れ込み、各地で雪景色となりました。
北海道では正午までの12時間降雪量が夕張市で47cmと、11月の観測史上1位を記録しています。
青森県の酸ヶ湯では、今シーズン全国で初めて積雪が1メートルに達しました。
11月中旬に1メートルを超えるのは20年ぶりです。
この影響で一時、北海道と青森県では今季全国で初となる大雪警報が発表されました。
そのほか、東北の日本海側でも本格的な雪になり、山形市と秋田市で初雪を観測しました。
上空の寒気の影響は19日にかけても続く見込みで、19日朝の最低気温は北海道の旭川市と長野県の軽井沢町で氷点下4度、東京都心でも6度など、全国的に冷え込みが強まる見込みです。
路面の凍結や体調管理に十分な注意が必要です。