降り続いた雪で完全に車が覆われてしまったのは、青森県の酸ヶ湯です。

非常に強い寒気の影響で、北海道や東北を中心に積雪が急増。

今シーズン初となる大雪警報が発表されました。

ひと晩、駐車場に止められていた車は雪で覆われていて、ボンネットには人のひじが埋まるほど雪が積もっています。

酸ヶ湯では積雪が1メートルを超え、11月中旬としては20年ぶりの大雪となりました。

北海道からの観光客:
一晩でこの雪です。(Q.一晩でどのくらい?)30㎝くらい?

愛知からの観光客:
昨日は大したことなかったけど、もうびっくり。大変、どうやって帰ったらいいかわからん。

雪かきをした後も、車を動かすのにひと苦労。

国道では観光バスのタイヤが雪に埋まってしまい、動けない状態になっていました。

北海道・札幌市では、18日朝、吹雪で周囲が見えなくなるホワイトアウトが発生。
対向車線のヘッドライトが、何とか見える状態です。

17日夜から20cm以上の雪が降り、住民は今シーズン初めての雪かきに追われていました。

一方、17日は最高気温22度と季節外れの陽気に恵まれた東京都心。

ところが18日の最高気温は一転16度と肌寒い1日となり、厚手のジャケットを着ている人の姿も多く見られました。

そうした中、都内の商店街には人でにぎわう場所が。

寒さの中、アッツアツの中華まんを求める人たちの姿が見られました。

中を割ってみると、トロッと具だくさんのあんがたっぷり。
中からいっぱい肉汁が出てきて、湯気もたっぷり立ち上っています。

週末、群馬県の太田市では、冬の鍋に欠かせない白菜の束がずらり。

白菜やダイコン、ホウレンソウなどの野菜詰め合わせセットが当たる抽選会が行われていました。

さらにイベントでは、野菜の重さ当てゲームも。

挑戦した親子は、「これ(ネギ)参加賞でいただきました。鍋に入れようかなと思ってます。うれしいですよね、いま野菜も高いのですごくありがたいです。タマネギも高いし、ジャガイモも高いし…」と話しました。

物価高のなか行われたイベントは、大盛況を見せていました。

今シーズン最強の寒気が襲来した日本列島。

北海道や東北を中心に、積雪が急増しました。

日本有数の豪雪地帯、青森県の酸ヶ湯では積雪が1メートルを超え、20年ぶりのドカ雪に。

山形県の温泉街も、ひと晩で雪景色となりました。

午前11時ごろの北海道・江別市。
大粒の雪が降りしきる中、降り積もった雪の中を歩く住民たちの姿が。

走行する車のフロントガラスには、雪が吹き付けていました。

北海道と青森県で、今季初の大雪警報が発表。

一方、気温が急降下した東京でランチタイムににぎわっていたのは鍋料理専門店です。

鍋野菜の価格はというと…。

小鍋立て専門 なべしろ・中島悠代表:
夏ぐらいに一番高かったのは、白菜が一番高かったですね。2倍近く上がって大変なことになっていました。どんどん無駄をなくして野菜(の値段)が上がっても、他で対応できるように調整していくしかない状態です。

農林水産省が発表した先週の野菜の平均小売価格は、鍋料理などに使われるダイコンや白菜は2割ほど高値となりました。

また、タマネギは平年より6割超の高値に。

そうした中、注目されているのが輸入野菜です。

茨城県内のスーパーでは、国産タマネギの価格高騰を受け、アメリカ産のタマネギを販売。
1個20円以上、安く手に入れることができます。

店では今後、輸入タマネギの販売を続けるか、価格を抑えられる小さいサイズの北海道産のタマネギを扱うか検討しているといいます。

また、都内のスーパー「アキダイ」でも中国産のタマネギを販売。
ほぼ同じ重さで、国産より100円近く安くなっています。

アキダイ関町本店・秋葉弘道社長:
あまりにも日本のタマネギが高くて、中国産のタマネギの需要が増えた。(輸入)タマネギは、この数カ月の流れでみても2倍は売れてますね。

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