11月18日、北海道小樽市の小学校で登校時間帯にクマが校門付近で目撃されました。

 目撃されたのは、小樽市立桂岡小学校の校門付近の道路です。

 連日のクマの目撃情報を受けて、校門前で警戒していた校長らが数十メートル先にクマがいるのを確認し、18日午前8時ごろ、「子グマを目撃した」と警察に通報しました。

 クマは学校近くの住宅と住宅の間を抜けた後、道路に飛び出し、再び住宅付近に戻ったということです。その後、裏手の山の方に立ち去りました。

 一方、その約2時間30分後には、学校の近くで再びクマの目撃情報が寄せられました。

 警察や市職員、ハンターが出動し、雪の上に残ったクマの足跡をたどると子グマを発見。約2時間にわたり、ハンターらが調査や追跡を行い、子グマは山へと戻されました。

 これまでにケガ人は確認されていません。

 桂岡小学校の近くでは11月8日にも子グマが目撃されており、見守り登校や保護者による送迎など警戒が続いています。

北海道文化放送
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