11月18日の山陰地方は、この時期としては強い寒気の影響で師走並みの寒さになっています。
標高の高い大山では雪が降り、うっすら積もっている所もあります。
この寒さは19日まで続く見込みです。
18日朝の鳥取県大山町です。
標高約750メートルの大山寺地区では、落ち葉の上や車のフロントガラスなどにうっすらと雪が積もっていました。
これは冬型の気圧配置の影響で、山陰地方の上空1500メートル付近に0℃以下の寒気が南下しているためです。
みぞれなどが断続的に降り、厳しい寒さになっています。
大山では紅葉シーズンが終盤に入っていて、季節の移り変わりを象徴する光景が広がっています。
一方、平野部でも冷たい風と冷たい雨に見舞われています。
18日午前10時の気温は、鳥取で8.1℃、松江で8.6℃など11月中旬の日中としては低く、また17日と比べて大幅に下がり真冬のような寒さとなっています。
市民:
ダウンを着たい思っていたんですけど間に合わなくて。
きのうの格好のままなので、とっても寒いです。もう痛いですね。
さっきもあられが降っていたので、もう冬を感じます。
冬型の気圧配置は19日にかけて続く見込みで、平地では冷たい雨、県境付近の山地では雪が降ると予想されています。