東京で開催中のデフリンピックでは、ろう学校の子どもたちも大会の重要な役割を担っています。
17日、東京武道館で行われた柔道の表彰式。
メダルを獲得した選手に副賞を渡す際にトレイベアラー(運搬係)を務めたのは東京都立葛飾ろう学校の高校生たちです。
ベアラーとして参加した生徒会長の水口みらいさんは、「簡単にはできないことなので自分でやりたいと手を挙げて参加しました。実際にやってみると少し緊張しました。選手を近くで見られてうれしかったです」と大役を果たした感想を述べました。
ろう学校の生徒たちはこの他にも、選手入場時のハイタッチやエスコートなど、競技観戦だけではなく、大会の期間中に様々な形で運営に参画しています。
参加しているのは、都内のろう学校6校の生徒たちに加えて、能登半島地震で被災した石川県の学校などからも参加予定です。