ハマチ養殖発祥の地、東かがわ市引田で育った香川県の地域ブランド「ひけた鰤」の今シーズンの出荷が11月17日から始まりました。

今シーズンの初出荷を迎えた17日、東かがわ市の引田漁港では約400匹の「ひけた鰤」が水揚げされ、次々と箱詰めされていきました。

「ひけた鰤」は、引田漁協が認定した餌と大型のいけすで養殖された重さ4キロ以上のブリで、ぎゅっと引き締まった身にしっかりと脂が乗っているのが特長です。2025年は夏場に海水温が高く成育が危ぶまれましたが11月に入って水温が下がってきたため、例年並みに成長したということです。初出荷に合わせて地元の小学生が訪れ、地元の特産品への理解を深めていました。

(児童)
「大きい魚がいっぱいいた。」
「早く刺し身を食べたいと思った。」

(引田漁業協同組合 網本昌登組合長)
「ひけた鰤の特長は脂の乗り。刺し身やしゃぶしゃぶで食べるのが良いと思う。適度に脂が乗ってコリコリしている。ブリが好きな人にとっては一番の好物。」

「ひけた鰤」の出荷は12月いっぱいまで続き、約3万匹が出荷されるということです。

岡山放送
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