14日熊本市中央区のポケモンカード販売店に侵入し約15万3000円相当の
カード1箱を盗んだ疑いで、高校生を含む男5人が逮捕されました。
窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、熊本市に住む15歳から19歳までの
男5人です。
警察によりますと、5人は共謀し14日午前1時半ごろ、熊本市中央区渡鹿にある
ポケモンカード無人販売店に侵入。店内にあったカード1箱、約15万3000円相当を盗んだ疑いがもたれています。
「店から不審な人物が出て来て、中が荒らされているようだ」という通報を受け、
警察が付近を捜索していたところ、逃走に使ったとみられる軽ワゴン車に似た車両を発見。
車内からは、犯行に使われたとみられる工具が見つかったほか、目撃された不審な人物と服装が似ていたことなどから警察はその日のうちに4人を逮捕。残り1人についても調べを進め、16日逮捕しました。
店によりますと、商品ケースといった設備などを合わせると、被害額は250万円に
のぼるということです。
警察は「捜査に支障がある」として容疑者全員の認否を明らかにしていませんが、
余罪も視野に調べを進めるとともに、5人の関係性や指示役の有無など、事件の全容解明を急いでいます。
逮捕を受け、店の運営責任者はTKUの取材に対し、「5人もいたことに驚いているが、ホッとしたというのが一番」とコメント。
一方、営業再開のめどは立っておらず、「今後、追加で被害届を出す方針」としています。