家族で楽しく学びながら歯と口の健康づくりに役立ててもらおうと、16日、福井市内で歯医者の仕事が体験できる催しが開かれました。
  
この催しは、歯の健康や歯医者の役割などについて理解を深めてもらおうと県歯科医師会が、毎年開いています。

最近、治療現場で使われ始めているデジタル技術を紹介するコーナーでは、参加者が口腔内スキャナーで歯の形を読み取り、3Dプリンターで入れ歯などが作成できることを歯科技工士から学んでいました。
 
ほかにも、差し歯や入れ歯の原料となるレジンを使ったストラップ作りでは、細やかで正確な作業が求められる歯科衛生士がアドバイスをしていました。
 
参加した子子供はー
「歯をきれいにするのが楽しい」
「水のスプレーの使い方が難しかった」
 
業界では、近年歯科技工士や歯科衛生士の担い手不足が深刻化していて、県歯科医師会は今後、イベントなどを通して歯の健康を支える仕事の魅力を広めたいとしています。

福井テレビ
福井テレビ

福井の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。