11月17日の世界早産児デーに合わせ、仙台市泉区では、小さく産まれた赤ちゃんたちの、成長を伝える写真展が開かれています。

602グラムで産まれた、小さな男の子。誕生から2年。今では鉄棒にぶら下がれるほどに大きく成長しました。

仙台市泉区で開かれたリトルベビー写真展は、早産への理解を深めながら、「生まれ方も、成長の歩みも、一人一人ちがう」というメッセージを伝えたいと、県内で低出生体重児を育てる家族たちが企画したものです。

会場には19の家族から寄せられたおよそ120枚の写真が展示され、その隣には、家族の不安な心境や、成長を見守る中で感じた喜びなどが、ありのままに綴られています。

訪れた人
「みんなで関わっていくことで周りも元気になるし、何よりもパワーを受けたその子が元気になる、大きくなっていくんだなということをすごく感じている」

infinity~宮城リトルベビーサークル~ 村上理美代表
「サークルを通じて一人じゃないんだよということを知っていただければ」

仙台放送
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