東京の明治神宮野球場で11月16日に行われた第56回明治神宮野球大会。四国地区代表の香川県の英明は準々決勝で、北海道地区代表の北照を2対1で破り、準決勝進出を決めました。
英明は4回表に榎本のタイムリーで1点を先制、さらに7回表にも池田のタイムリーで1点を加えました。7回裏に北照も1点を返しますが、英明は追い上げを阻止し、準決勝進出を決めました。
英明は17日に近畿地区代表の神戸国際大付属と対戦します。神戸国際大付属は初戦で東海地区代表の中京大付属中京を7対0(7回コールド)で破っています。
◆明治神宮野球大会とは…優勝校所属地区にはセンバツ高校野球の「神宮大会枠」
明治神宮野球大会(高校の部)は中国、四国など全国9地区の高校野球秋季大会の優勝校9校と、東京都秋季大会の優勝校が出場するもので、秋の日本一を決める大会となっています。
大会は1970年に明治神宮鎮座50周年を記念して奉納試合として大学の部が開かれ、高校の部は1973年の第4回大会から行われています。優勝校の所属地区は来春のセンバツ高校野球で、神宮大会枠を得ることができます。
直近、四国地区の代表校は2017年に高知県の明徳義塾が、香川県の高校は2015年に高松商業が優勝しています。