津波の避難などに限り、遮断中の踏切の横断を認める方向で、JRが調整していることがわかりました。

 2025年7月のロシア・カムチャツカ半島沖地震で津波警報が発表され、北海道内は8か所の踏切で遮断機が下り続け、住民の避難が遅れました。

 鉄道営業法は踏切などに「みだりに立ち入る行為」を禁じていますが、複数の自治体から横断の許可を要望されたJRは、事故発生のリスクより避難経路の確保を優先し、容認する方向で調整しています。

 JRの関係者は「緊急時の横断では列車が近くにいないか、十分に確認してほしい」としています。

北海道文化放送
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