偽の刻印が入った金の延べ棒が大量に売られていた事件は、マネーロンダリング(資金洗浄)目的の犯行とみられることが分かった。

中国籍の楊暁東容疑者(39)ら8人は、偽の刻印が入った金の延べ棒あわせて37kgを正規品と偽って買い取り業者に売却し、約6億円をだまし取るなどした疑いが持たれている。

金の延べ棒の大半は密輸されたものとみられ、楊容疑者らは消費税を上乗せして買い取り業者に売却し、利益を得ていた。

また、金の延べ棒の一部は特殊詐欺の被害品だった。

楊容疑者らはこれまでにあわせて95億円分を売りさばき、得た金の一部を暗号資産に変えていることから、警視庁はマネーロンダリング目的の可能性もあるとみて調べている。
(「Live News days」11月15日放送より)
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