津波避難などの緊急時に限り、遮断中の踏切を横断できるよう、JRが容認する方向で調整していることがわかりました。

 7月のロシア・カムチャツカ半島沖の地震で津波警報が発表され、北海道内では8か所の踏切で遮断機が下り続け、住民の避難が遅れました。

 鉄道営業法は、踏切などへの「みだりに立ち入る行為」を禁じていますが、複数の自治体から横断の許可を求められたJRは、事故発生のリスクよりも避難経路の確保を優先し、容認する方向で調整しています。

 JRの関係者は「緊急時の横断では、列車が近くにいないか、十分に確認してほしい」としています。

北海道文化放送
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