店舗に侵入し商品のケースをたたき割る大胆な犯行、一部始終を防犯カメラが捉えていました。
14日未明、熊本市中央区のポケモンカード販売店で商品が盗まれる事件が発生、設備の被害も合わせると250万円にのぼるということです。
【防犯カメラの映像】
「いくばい」「3…2…1」
14日午前1時半ごろ突如、店内に入ってくる3人組。入店と同時に、一人が「いくばい」と声をかけると一斉に工具のようなもので商品が入ったケースをたたき始めます。
これは、熊本市中央区渡鹿にあるポケモンカード無人販売店に設置された防犯カメラの映像です。
【久保田 優果 記者リポート】
「被害に遭った店舗です。ショーケースは割られていますが、いくつかの商品は取られずに残ったままになっています」
被害に遭ったのは、ポケモンカードの未開封ボックスなど50万円から80万円分の商品。
被害額は設備などを合わせると250万円にのぼるということです。
【運営責任者】
3人組は、黒ずくめの服装にマスク姿で手にはゴム手袋をしているように見えます。
また、3人以外にも見張り役がいるかのように外に声をかける様子も写っています。
店の運営責任者によりますと、3人組はレスキューハンマーのようなものでガラスやアクリルを割り、滞在時間は1分半から2分程度。
その後、店から南の方向に逃げていったということです。
店は警察に被害を届け出ていて営業再開のめどは立っていません。
警察は、窃盗事件として捜査をしています。
また、中央区新市街にある系列店でも8月に売り場を荒らされる事案が発生しています。